研究活動

カテゴリ:動物科学科

【動物科学科】ヒマワリ満開!!

晴天にも恵まれ、本校のヒマワリ畑は8月4日に満開になりました。

こちらは夏季実習時に撮影した1枚です。

ヒマワリロードには、アゲハチョウも遊びに来ています。先日のSDGsセミナーで生物多様性について学ぶ機会があったことから、自分達の活動が生物多様性に貢献できていることを実感する瞬間でもあります。


明照保育園でも満開です。しかし、花の中央から見たことがないものが出てきています。これはこれで面白いですね。

エコフィードって何?


個人的な意見になりますが、青森県民が大好きな「スタミナ源たれ」を製造している株式会社上北農産加工にお願いして、醤油粕を頂いてきました。醤油粕は、醤油を搾汁する際に残る粕で、1回の醤油製造で600kg超もでます。使用しない醤油粕は産業廃棄物として処理しなくてはならず、企業はお金をかけて処分しなくてはなりません。そこで、3年生の課題研究では未活用資源を飼料として活用するエコフィードへの転換を考案しました。醤油粕は、高タンパク質、高脂質と良い飼料になるのではと考え、本校の黒毛和種に給与する研究を始めました。塩分も豊富に含まれており、餌としてはどうなのか?と不安になるところですが、牛は塩とミネラルが含まれる鉱塩を摂取して塩分を補給しているので、極端な量を給与しなければ問題ないです。

保存を良くする為に一度乾燥させてから粉砕して給与していきます。
8月1日から、10月に出荷する牛への給与を開始し、肉質に与える影響を探っていきます。また、醤油粕給与が尿石症予防になるのかも検証していきます。

【動物科学科】東北地区高校生SDGsセミナー

令和4年7月29日に仙台市で開催された東北地区高校生SDGsセミナーに3年生1名、COW飼う’Sから2名参加してきました。


全国ユース環境ネットワーク事務局大木正和様、東北工業大学教授山田 一裕先生より講話をいただきました。地球規模での環境問題について、地域の環境の変化について、たくさん聞くことができました。外部に出て環境問題について聞く機会が無いことから、生徒達も大変勉強になりました。

最後に参加者で記念撮影をしました。また、このような基調講話がありましたら、是非参加してもらいたいです。

【動物科学科】2回目の除草

7月15日にヒマワリ畑の2回目の除草作業を行いました。

今回は、ヒマワリも大きくなり、草取りホーでの株間の除草が難しくなったことから、手で除草していきます。地味に腰に来る作業です。

除草中に気がついたのですが、今年は虫による食害が結構あります。葉っぱ1枚丸々食べられているものもあります。窒素分が多いのか、播種前の土を土壌分析用に保管しているので、後日分析にかけたいと思います。

【動物科学科】アレロパシー効果はあるのか?

6月27日、ヒマワリの種を播いた圃場の一回目の除草作業を行いました。

一部だけ、雑草が生えていないエリアがありますが、どれがヒマワリなのかわからない状態です。これだとアレロパシー効果は期待できないですね・・・

草取りホーを使って雑草を除去していきます。間違ってヒマワリを切らないように気をつけて作業を行いました。ヒマワリも徐々に大きくなってきており、日陰ができると好光性の雑草抑制にもなるので、除草作業はあと1回行えば良さそうです。

【動物科学科】ヒマワリロードの整備第2弾

6月20日、COW飼う’Sはヒマワリロードにヒマワリを植えました。この日から、種で植えると、収穫が10月下旬になってしまうことから、事前に苗を作って植えました。

苗を植える場所に置いていき、一直線になるように50本を4列、計200本を植えました。牧草地は一番草の刈り取りが終わり、きれいになっていますが反対側は、草が生い茂っています。今後草刈りを行って、幹線道路からもヒマワリが見えるように整備していきます。

【動物科学科】無事に発芽

5月30日に種を播いたヒマワリは7日目に発芽が確認され、6月10日にはほぼ発芽しました。

周りには雑草も発芽しているようです・・・ヒマワリにはアレロパシー効果があると報告されていますが、高オレイン酸ヒマワリはアレロパシーが強いのか、ちょっと期待しています。

【動物科学科】ヒマワリロードの整備に着手

全員揃った5月30日、午後は計画していた本校の牧草地と十和田観光電鉄跡地の間に作るヒマワリロードの圃場整備をしました。

農場の先生にロータリをかけて本校産の堆肥を運搬してもらい、圃場に堆肥を満遍なく散らしていきます。散らした跡は再度ロータリをかけて、3週間後にヒマワリ苗を植え付けていきます。周辺の草刈りも自分達で行うことから、定期的な管理作業が必要になりますが、班員で協力して景観改善に努めていきます。

【動物科学科】種を播く人

5月30日、今年度COW飼う’Sが6人全員揃って活動する初めての日です。この2ヶ月間、部活内での陽性者がでたことで、自宅待機をする期間があり、必ず誰かがいなかったのですが、ようやく全員揃いました。

何やら、ひもを張っているうようです。このあと、何をするのでしょうか?

答えはヒマワリの種まきです。植えた跡が一直線になるようにひもを張ったのです。
飼料生産と景観改善の両立を目指すプロジェクトを行うことから、やはり見た目は重要です。夏に咲き誇るのが待ち遠しいですね。

【動物科学科】COW飼う’S始動!!

動物科学科2年生産業動物研究班は、COW飼う’Sというチーム名で活動しています。COW飼う’Sの今年の研究は、昨年度卒業した先輩方の研究を引き継ぎ、高オレイン酸ヒマワリ種子の飼料化を目指す研究を行っていきます。

5月25日、この日はプラポットにヒマワリの種まきを行っています。これは、保育園に提供する花苗を作る準備をしています。種を播いても芽が出なかったら、園児が悲しむと思った生徒は、苗で植えてもらおうと考えたようです。本当は、一緒に植栽活動を行いたいところですが、新型コロナウイルの蔓延により、お互いに感染対策をとる必要があるため、苗の提供をすることにしました。

2週間後にはこのように大きく育ているいます。ちょっと発芽にばらつきはありますが、90%は発芽しており、6月中旬には苗を供給していきます。今年は3つの保育園が協力してくれることになりました。

【動物科学科】たった2週間で?

5月24日、鶏を導入して14日目です。


たった2週間であっという間に大きくなりました。

1年生の実習では、管理作業を行いながら、体重測定をしていきます。

また、それぞれの体重をわかりやすくするために、個体識別の足輪つけて、飼養管理を行っていきます。

【動物科学科】今年も春がやってきた!!

本校動物科学科では、1年次にニワトリの飼育を行っています。例年、5月に青森県の地鶏である「あおもりシャモロック」、9月に採卵鶏の「ボリスブラウン」を導入して、肉用鶏と採卵鶏の飼養管理について学んできました。しかし、昨年度より養鶏部門が廃止になり、昨年の12月以降はニワトリが学校にいない状態でした。しかし、授業ではニワトリを使うことから、5月11日に青森県産業技術センター畜産研究所の協力を得て、「あおもりシャモロック」45羽と、青森県で開発された青い卵を産む「あすなろ卵鶏」15羽を導入しました。
こちらはシャモロックの雛です。
こちらはあすなろ卵鶏の雛です。生まれた日に連れてきたのでとても小さいです。見てわかるとおり、あおもりシャモロックは黒い羽が目立ち、あすなろ卵鶏はクリーム色っぽい黄色の羽が特徴です。あすなろ卵鶏は授業で種卵を作るために雄も3羽混ざっています。頭に赤でマーキングしている雛が雄になります。初めは小さくて可愛いですが、今後どのように成長するのか楽しみです。