研究活動

2022年7月の記事一覧

エコフィードって何?


個人的な意見になりますが、青森県民が大好きな「スタミナ源たれ」を製造している株式会社上北農産加工にお願いして、醤油粕を頂いてきました。醤油粕は、醤油を搾汁する際に残る粕で、1回の醤油製造で600kg超もでます。使用しない醤油粕は産業廃棄物として処理しなくてはならず、企業はお金をかけて処分しなくてはなりません。そこで、3年生の課題研究では未活用資源を飼料として活用するエコフィードへの転換を考案しました。醤油粕は、高タンパク質、高脂質と良い飼料になるのではと考え、本校の黒毛和種に給与する研究を始めました。塩分も豊富に含まれており、餌としてはどうなのか?と不安になるところですが、牛は塩とミネラルが含まれる鉱塩を摂取して塩分を補給しているので、極端な量を給与しなければ問題ないです。

保存を良くする為に一度乾燥させてから粉砕して給与していきます。
8月1日から、10月に出荷する牛への給与を開始し、肉質に与える影響を探っていきます。また、醤油粕給与が尿石症予防になるのかも検証していきます。

【動物科学科】東北地区高校生SDGsセミナー

令和4年7月29日に仙台市で開催された東北地区高校生SDGsセミナーに3年生1名、COW飼う’Sから2名参加してきました。


全国ユース環境ネットワーク事務局大木正和様、東北工業大学教授山田 一裕先生より講話をいただきました。地球規模での環境問題について、地域の環境の変化について、たくさん聞くことができました。外部に出て環境問題について聞く機会が無いことから、生徒達も大変勉強になりました。

最後に参加者で記念撮影をしました。また、このような基調講話がありましたら、是非参加してもらいたいです。

【動物科学科】金子ファームさんとコラボ

本校OBで金子ファームの会長を務める金子春雄さんに、高オレイン酸ヒマワリ栽培に協力していただけることとなり、6月中旬に播種してもらいました。開花は2ヶ月後のお盆の時期になりそうで、帰省した方々にヒマワリを見てもらえそうです。

7月28日に生育調査もかねて、ヒマワリを植えてもらっているNAMIKIを訪問。背丈は1mを超えていますが、株間15cm設定で播種したことから、茎が細めです。台風等で、倒伏しないことを祈るばかりです。

【動物科学科】2回目の除草

7月15日にヒマワリ畑の2回目の除草作業を行いました。

今回は、ヒマワリも大きくなり、草取りホーでの株間の除草が難しくなったことから、手で除草していきます。地味に腰に来る作業です。

除草中に気がついたのですが、今年は虫による食害が結構あります。葉っぱ1枚丸々食べられているものもあります。窒素分が多いのか、播種前の土を土壌分析用に保管しているので、後日分析にかけたいと思います。

【動物科学科】保育園のヒマワリ

保育園には6月中旬に苗を提供して、各自で植えてもらうことにしていました。

協力していただいている七戸町にある「明照保育園」の園長先生より、「ヒマワリ大きくなったよ」と連絡があったので、7月15日に拝見させてもらったところ、立派に成長していました。一番上には小さな花芽が徐々にできてきています。花が咲くのもあと少しです。