研究活動

カテゴリ:動物科学科

代表を勝ち取るのは!?

3月20日、さんのうポスターセッショングランプリの日です。このポスター発表で、来年度の農業クラブ県大会プロジェクト発表の発表チームが決まります。

こちらは畜産加工研究班です。シャモロックのムネ肉を材料として使い、加工品を作る研究をしています。

こちらは愛玩動物研究班です。命の花プロジェクトと保護猫についての活動を計画しています。

こちらは馬学研究室です。馬糞を乳酸菌で発酵させて堆肥化し、堆肥を活用してニンジン栽培を行う研究をしています。

そして最後はCOW飼う’Sです。高オレイン酸ヒマワリ種子の飼料化に向けた研究についてまとめています。
3月24日に審査員の投票結果が公開され、COW飼う’Sが金賞、畜産加工研究室と馬学研究室が銀賞に選出されました。COW飼う’Sは来年度、プロジェクト発表Ⅰ類の校内代表となりました。また、意見発表はⅠ類がCOW飼う’Sの森崎君、Ⅲ類が愛玩動物研究班の三浦さんが校内代表となりました。動物科学科から発表部門3つに出ることになりましたので、頑張りましょう!!

ポスター発表はCOW飼う’Sのお家芸?

3月20日にさんのうポスターセッショングランプリがあります。そのため、3月17日はどこの研究室もポスター発表の練習を頑張っています。ポスター発表に原稿はなく、COW飼う’Sのメンバーは、限られた時間内で研究内容すべてを伝える工夫をしているところです。

COW飼う’Sといったら複数の学会発表を経験しており、中には最優秀ポスター賞を受賞していることもあって、三農の中では経験値が違います。9月に最初の発表がありましたが、新たなデータが随時追加されていき、今年度だけで3回もリニューアルされています。
ポスターを作るときは、論文のように順序立てて作り、研究の背景、目的、研究方法、研究データ、考察、課題、参考文献、謝辞といった流れで作ることが望ましいと、過去に学会で指導していただいた経験から、COW飼う’Sのポスターはミニ論文のようになっています。機会がありましたら、ぜひご覧ください。

田子町では有名人?

3月16日、COW飼う’Sの6人は田子町ケーブルTVの取材を受けました。
田子町出身の森崎君が高校生ビジネスプラングランプリで活躍したことから、町で取材してほしいと依頼があったそうです。NHKでも取材した内容が放送されましたが、もう有名人ですね。

今年度はかなりの回数の取材を受けて、取材慣れしているCOW飼う’Sのメンバーですが、今回もいつも通り明るい雰囲気で楽しんでいました。

今年度最後の遠征

2月18日、仙台市のホテルメトロポリタン仙台で、高校生ビジネスプラングランプリ東北地区発表会に参加してきました。

1月8日のファイナルからかなり期間があいてしまいましたが、練習したことは中々体から抜けないもので、2日間の練習で1ヵ月前を彷彿とさせる発表ができるようになりました。

さすが全国2位の発表なだけあって、審査員の方からもいっぱい褒めてもらいましたが、質問に関しては、本番よりも踏み込んだ質問が来て、生徒も焦っています・・・が、質疑応答対策も1ヵ月前にはかなりの練習をしていましたので、無事に終わることができました。
この1年間、東京に4回、宮城に3回、山形に1回と計8回の県外の学会やコンテストに参加してきましたが、遠征先で1人も新型コロナウイルスに感染せずに帰ってこれたことが、COW飼う’Sの活動に対する意識の高さを表しているようで誇らしく思えます。1年間お疲れ様でした。

さて、来年度は再びグランプリを目指すというメンバー6人!!
来年度から、後輩も活動に参加してきますので、手本となれるように頑張ってもらいたいです。今年の経験が、様々なところで活かされて、さらにステップアップすること願います。

三農牛は美味しいの!?

2月13日、十和田市のスーパーヤマヨ様で和牛甲子園に出品した2頭の黒毛和種のお肉が販売されました。本校で育てた牛を、職員ですら食べたことがなく、どんな味がするのか興味津々です。地元の一般の方々にも、三農産の黒毛和種を提供できたことがなかったので、競り落としていただいたスターゼン株式会社様、販売元のスーパーヤマヨ様にはこの場をお借りして感謝申し上げます。

広告を打っていませんが、販売初日の11時にはお客さんで大変賑わっていました。
アンケート調査に参加していたCOW飼う’Sのメンバーに対して、「40年前に園芸科を卒業したけど三農の牛は食べたことがないので、今夜はごちそうになる」、「娘が三農卒だから食べさせたい」、「孫が三農に通っているので応援します」と笑顔でお肉を買っていってもらいました。

こちらはサーロインの切りです。食べた個人的な感想ですが、脂肪が甘くて美味しく、口溶けが良いためあっさりしており、いっぱい食べたくなります。

こちらは肩ロースのステーキです。さすがはBMS.10番をつけた牛ですので、サシがすごいです。こちらも個人的な感想ですが、ステーキを食べていると後半冷めてきて、脂っこく感じてしまいますが、融点約13℃のオレイン酸が豊富な脂肪だと、口の中でも溶けていくので、冷めても美味しいお肉でした。
3月上旬まで販売予定ですが、予想以上に売れているそうです。この機会に、ぜひ食べていただけると幸いです。また、COW飼う’Sのアンケート調査にもご協力ください。よろしくお願いいたします。

オレイン酸No.1牛!!

1月19日、20日、品川グランドホールをメイン会場に開催された第6回和牛甲子園、総合評価の部は岐阜県立大垣養老高等学校が最優秀賞を受賞して幕を閉じました。開催期間中の写真をアップするためには、許可が必要なようで、もうしばらくお待ちください。
そして、23日に肉質の結果が届き、本校の成績を見てみると・・・みむ号が全56頭中1位の脂肪中オレイン酸割合60.7%を記録しました。脂肪交雑も9番と好成績です。また、より号も脂肪中オレイン酸割合59.3%と全体の4位です。脂肪交雑も10番と2桁を記録しました。昨年10月に開催された全国和牛能力共進会で、脂肪の質評価群が追加されたことをうけて、脂肪の質も評価される時代がきました。他県のブランド牛肉には、脂肪中オレイン酸割合55%以上を基準にしている県もあり、56頭中21頭が55%を超えていることから、各学校が試行錯誤を凝らして研究してきています。そんな中での上位2頭ですから、研究の成果が現れている証拠です。
今年は、7頭出荷し、A5評価が4頭、A4評価が3頭と好成績の1年になりました。来年もヒマワリパワーで好成績を出せるように、動物科学科一丸となって頑張っていきます。

和牛甲子園に出発!!

1月17日、和牛甲子園に出品する2頭の出荷の日です。3年生が出荷を見送りました。

こちらはより号です。一代祖が「東の横綱」と賞された青森県の種雄牛「第1花国」です。

こちらはみむ号です。一代祖が「安茂勝」です。事前評価ではみむ号が高かったですが、さてどうなるのか期待したいと思います。この2頭は2年生の研究対象にもなっているので、高オレイン酸ヒマワリ種子を食べています。脂肪中オレイン酸割合がどうなっているのかも、見所です。

最後に、女子高生に見送られた2頭、無事に到着することを祈ります。

いざ本番!!結果は!?

1月8日、いよいよ高校生ビジネスプラングランプリの本番です。色々悩み、苦しみ、努力した1ヵ月間であったとことでしょう。その集大成となる本番がいよいよやってきます。COW飼う’Sは8番目なので後半の発表になります。

いよいよ発表がスタート!!練習以上の発表ができており、とても素晴らしい発表でした。高校生ビジネスプラングランプリのホームページに発表動画がアップされていますので、このページを見た方はぜひご覧になってください。

結果は・・・準グランプリ!!正直悔しいですね・・・ただ、生徒はこの1ヵ月間努力してやりきったことから、とても晴れ晴れとしたいい顔をしています。生徒が努力して受賞した結果ですので、今日だけは喜びましょう!!明日から次に向けて、また頑張りましょう(笑)

受賞後はNHK青森放送局や高校生新聞より取材を受けました。いつの間にか、取材対応にも慣れてしまっているCOW飼う’Sです。

最後に、特別講演をしていただいた株式会社タイミーの代表取締役小川様がCOW飼う’Sのメンバーに
「素晴らしい発表でした。この研究を継続するのか、きっぱりやめて新しいことに取り組んでいくのか、そこは皆さん次第ですが、まだ2年生なのでこの先が楽しみですね。応援しています。」
と声をかけていただきました。

さて、COW飼う’Sの今年度のコンテスト参戦はこれが最後です。たくさんのコンテストに応募してきました。本戦に行けなかったコンテストもあり、まだまだ、荒削りですが、着実に成果を出しているのは確かです。来年度以降も精力的に活動して、また様々なコンテストに参戦していこうと思います。
新三農を築いていくのは、やはり元祖三農獣医科の流れを組む動物科学科でありたいです。

東大到着!!本番前にリラックス

1月8日、COW飼う’Sは初めて6人揃って遠征することができました。遠征先は高校生ビジネスプラングランプリが開催される東京大学本郷キャンパス伊藤国際学術研究センター伊藤謝恩ホールです。

会場入りし、学校の名前を見つけて写真を1枚。

よくテレビで見る赤門前でもう1枚。赤門前で日本政策金融公庫の本田様と偶然遭遇し、本番前の激励をしていただきました。時間があったら安田講堂を見に行きたいところでしたが、時間がなかったので次の機会があったらということにしました。

会場控え場所に戻ると、本番前の意気込みを撮影され、いざ本番です。以外とリラックスしているCOW飼う’Sですが、さて発表の出来はどうなることでしょう!?
もしかしたら、8月からたくさん現地での発表会に転戦したことで、場慣れしてきたのかもしれませんね。「学問なき経験は経験なき学問に勝る」とはまさにこのことですね。

本番3日前!!出来はいかに!?

1月5日、日本政策金融公庫の本田様と高木様が来校して、本番に向けて発表の出来を確かめに来て頂きました。冬休みに入ってから、26、27、28、4、5日と学校が休業日以外のすべてを出校して練習している成果をぶつけていきます。

前日4日からは、原稿を見ないで発表する練習をしており、本番のつもりで発表を行いました。甘えを許さない前日からの練習の成果もあり、素晴らしい発表を展開してくれた3人に対して、来校していただいた2人からも、
「たった1週間で見違える発表になっていて、とても驚いています。グランプリ狙えますね!!」
と期待が膨らむ言葉をかけてもらえました。
あと2日あります。質疑応答対策もしていきながら、本番に備えていきます。