研究活動

研究活動

木綿豆腐製造実習!

食品科学科では、製造原理や工程を学ぶため、1年を通して実習を行っています。今回は2年生が木綿豆腐製造実習を行いました。

 

今回は変性したタンパク質が凝固するのか、原理を学ぶ実習です。

ダイズは豆腐の加工に適している”おおすず”を使用しました。

 

加熱した豆乳に”にがり”を加え、脱水。結果は、ほとんどの班でしっかりと固まった木綿豆腐ができました。

生徒からは「固まって良かった!」「手作りは美味しい!」といった感想がありました。

 

今後も美味しく楽しく、学びとなる製造実習を行っていきます!

 

 

 

 

グループ 普通科1年ワークショップ

 1月29日(月)普通科1年総合的な探究の時間において、次年度の探究での課題設定や解決策を創造的に考える方法を学ぶべく、OOKIWORKS代表 大木浩士氏に来校いただき、ワークショップを行いました。

 生徒たちは授業に対する課題や不満をもとに、授業を面白くするアイディアを考えていきました。”考え方はひとりひとり違ってあたりまえ“ということを前提に、各班で多くの課題や、解決のアイディアが出ました。

 課題の原因の見つけ方や、アイディアの出し方等、次年度の探究に向けて多くの学びがあったことと思います。

会議・研修 PROJECT OF THE YEAR 2023が行われました。

12月18日(月)十和田市民文化センターにて、PROJECT OF THE YEAR 2023が行われました。

本校では生徒全員が研究や探究活動に取り組んできました。PROJECT OF THE YEARは、選ばれた生徒の研究を全校の前で発表し共有する本校の大きな行事の一つです。

農業科の研究発表は各研究室の特色があり専門的で、次の年に引き継いでもらう為のアドバイスを含んだものもありました。このほか、普通科やしあわせプロジェクト、台湾研修の班など、幅広い内容の発表が行われました。

学科を超えて互いに研究を評価し合い、自分の学びにつなげていく、良い時間となりました。

会議・研修 普通科2年総合的な探究の時間発表会

12月12日(火)普通科2年生の総合的な探究の時間において、発表会が行われました。

今年2年生は「地域」をテーマに探究を行い、今回の発表会が集大成となりました。

 外部講師の先生方からは、「身近な課題を見つけ、自分事化したことが良い」「探究やプレゼンのレベルが上がっている」というお褒めの言葉をいただきました。また、「人の行動変容に結びつくかということを忘れずにいてほしい」という、3年生での探究に繋がる助言もいただきました。生徒たちの来年度の探究に期待したいです。

会議・研修 1年生合同プロジェクト発表会

12/12(火) 一年生合同プロジェクト発表会を行いました。

学科ごとに代表の生徒たちが自分たちの研究・探究のプレゼンを行いました。学科ごとに特色のある内容で、3年生からの講評では、「どの発表も個性的だった」「データをしっかりと使っていてよかった」というお褒めの言葉もいただきました。

全学科で一年を通しての成果を共有した、有意義な時間となりました。

会議・研修 普通科1年総探発表会

11/20(月)普通科1年総合的な探究の時間の発表会がありました。

 今年、1年生はセーフコミュニティをテーマに、安全を守る取組みについての探究を進めました。以前1年生はプレゼンの講義を受けましたが、生徒達は得た知識をフル活用し、素晴らしい発表でした。

「発表が上手だった」「身近な問題を解決しようとしているのがいい」「学校の中だけでなく、外に出て活動していていい」と言うお褒めの言葉をいただきました。

また、外部講師の方々から、「働いていくと、身近な事に課題を感じ対処していくということが大切なこと」「2年生の探究ではさらに気づきを深めて欲しい」「総合的な探究の時間を通して、自分なりの役割を見つけて欲しい」というアドバイスもいただきました。

普通科3年地域・観光コース「ものづくりマイスターによる料理講習会」

11月22日(水)、「ものづくりマイスターによる料理講習会」を普通科地域・観光コース3年生が受講しました。

 「地域の食材を活用した洋菓子づくり」をテーマに、ものづくりマイスターで株式会社ケーキハウス白い森の工藤譲先生から地元のりんご(紅玉)を使ったパートブリゼの作り方を学びました。

生徒たちは、工藤先生からリンゴを煮るときのポイントやパイ生地を作るときのポイントを学び、地元のりんご使ったお菓子作りに熱心に取り組んでいました。

普通科地域・観光コース3年生は、これらの学びをいかし、オリジナル観光お弁当の製作に現在取り組んでいます。

普通科3年地域・観光コース「高校生を対象とした自炊塾」

10月3日(火)、13日(金)「高校生を対象とした自炊塾」を普通科地域・観光コース3年生が受講しました。

10月3日は、「はじめての自炊~野菜を食べよう~」をテーマに、料理研究家の福士るみ子先生から手軽に野菜たっぷりの料理の作り方を学びました。

10月13日は、「はじめての自炊~郷土料理を作ろう~」をテーマに、あおもり食命人で野菜ソムリエプロの中村陵子先生から、南部と津軽の郷土料理3つの作り方を学びました。

生徒たちは、自分たちで作って食べることの大切さや、料理することで野菜をたっぷり食べられること、青森県内での郷土料理の味付けの違いなどを、深く学ぶことができました。

会議・研修 普通科3年 総合的な探究の時間 発表会

11月16日(木)総合的な探究の時間において、生徒たちの探究活動の発表会を行いました。外部講師の方々をお招きし、3年間の総合的な探究の時間で積み重ねてきた知識、スキル、活動の集大成を見てもらい、講評をいただきました。

 中間発表のときよりも、内容、表現ともに成長した姿を見ることができました。「非常に興味深いテーマだ。」「自分が高校生のときにこの発想があれば…!」「行った活動がすごい」というようなお褒めの言葉を頂きました。外部講師の方が携わっていることに近い探究を行った生徒に対しては、生徒の発想を生かした助言をいただきました。発表会を終えても更に探究を深めたいと感じるアドバイスをたくさんいただいたことと思います。

 1年生から3年生の総合的な探究の時間において、地域の方々や外部講師の方々、そして保護者の方々からたくさんのご協力をいただき、生徒は活動を充実させることができました。ありがとうございました!

 1年生と2年生の発表会も続々行われますので、後日それぞれ掲載いたします。

総合的な探究の時間の中間発表が行われました

7月6日(木)、3年生普通科の総合的な探究の時間に、課題研究の中間発表会を行いました。ユニークな視点をもった課題や、興味深い取り組みの計画がたくさん発表されました。外部講師の方々から、ワークショップ開催に対してのアドバイスをいただいたり、課題に関して効果があった実践例を教えていただいたりと、各々の探究に新たな発見を得られた生徒が多かったのではないでしょうか。

実際に地域に関わってお仕事をされている講師の方々との交流を経て、これから生徒たちの探究がどうなるのか、ますます期待に胸が弾む刺激的な機会となりました。

現3年生 昨年の探究の取り組み、トワーレで展示中です。

本校普通科では、十和田市が国際認証を受けている「セーフコミュニティ」をはじめとする地域の課題を発見し、自分たちで解決に取り組む「総合的な探究の時間」に取り組んでいます。昨年度の2年生(現3年生)が取組の成果をまとめたポスターを6月19日(月)~6月30日(金)まで、十和田市民交流プラザ「トワーレ」で展示しております。本校普通科の探究の取組を是非ご覧ください。

代表を勝ち取るのは!?

3月20日、さんのうポスターセッショングランプリの日です。このポスター発表で、来年度の農業クラブ県大会プロジェクト発表の発表チームが決まります。

こちらは畜産加工研究班です。シャモロックのムネ肉を材料として使い、加工品を作る研究をしています。

こちらは愛玩動物研究班です。命の花プロジェクトと保護猫についての活動を計画しています。

こちらは馬学研究室です。馬糞を乳酸菌で発酵させて堆肥化し、堆肥を活用してニンジン栽培を行う研究をしています。

そして最後はCOW飼う’Sです。高オレイン酸ヒマワリ種子の飼料化に向けた研究についてまとめています。
3月24日に審査員の投票結果が公開され、COW飼う’Sが金賞、畜産加工研究室と馬学研究室が銀賞に選出されました。COW飼う’Sは来年度、プロジェクト発表Ⅰ類の校内代表となりました。また、意見発表はⅠ類がCOW飼う’Sの森崎君、Ⅲ類が愛玩動物研究班の三浦さんが校内代表となりました。動物科学科から発表部門3つに出ることになりましたので、頑張りましょう!!

ポスター発表はCOW飼う’Sのお家芸?

3月20日にさんのうポスターセッショングランプリがあります。そのため、3月17日はどこの研究室もポスター発表の練習を頑張っています。ポスター発表に原稿はなく、COW飼う’Sのメンバーは、限られた時間内で研究内容すべてを伝える工夫をしているところです。

COW飼う’Sといったら複数の学会発表を経験しており、中には最優秀ポスター賞を受賞していることもあって、三農の中では経験値が違います。9月に最初の発表がありましたが、新たなデータが随時追加されていき、今年度だけで3回もリニューアルされています。
ポスターを作るときは、論文のように順序立てて作り、研究の背景、目的、研究方法、研究データ、考察、課題、参考文献、謝辞といった流れで作ることが望ましいと、過去に学会で指導していただいた経験から、COW飼う’Sのポスターはミニ論文のようになっています。機会がありましたら、ぜひご覧ください。

田子町では有名人?

3月16日、COW飼う’Sの6人は田子町ケーブルTVの取材を受けました。
田子町出身の森崎君が高校生ビジネスプラングランプリで活躍したことから、町で取材してほしいと依頼があったそうです。NHKでも取材した内容が放送されましたが、もう有名人ですね。

今年度はかなりの回数の取材を受けて、取材慣れしているCOW飼う’Sのメンバーですが、今回もいつも通り明るい雰囲気で楽しんでいました。

雑誌に載りました!!

JAグループ家の光協会が出版している「地上4月号」の「地域に未来の種をまこう 走れ!農業高校生プロジェクト」にCOW飼う’Sの取組が掲載されました。

高校生ボランティアアワード2022にエントリーしたポスターを見て、COW飼う’Sの活動を特集したいとの連絡を受け、1月に本校に来校していただき、取材を受けました。掲載されている記事には、メンバー6人の個性的で奇抜な写真もあり、とてもいい記事なっています。ぜひ、ご一読いただき、COW飼う’Sの活動を応援していただけると幸いです。

今年度最後の遠征

2月18日、仙台市のホテルメトロポリタン仙台で、高校生ビジネスプラングランプリ東北地区発表会に参加してきました。

1月8日のファイナルからかなり期間があいてしまいましたが、練習したことは中々体から抜けないもので、2日間の練習で1ヵ月前を彷彿とさせる発表ができるようになりました。

さすが全国2位の発表なだけあって、審査員の方からもいっぱい褒めてもらいましたが、質問に関しては、本番よりも踏み込んだ質問が来て、生徒も焦っています・・・が、質疑応答対策も1ヵ月前にはかなりの練習をしていましたので、無事に終わることができました。
この1年間、東京に4回、宮城に3回、山形に1回と計8回の県外の学会やコンテストに参加してきましたが、遠征先で1人も新型コロナウイルスに感染せずに帰ってこれたことが、COW飼う’Sの活動に対する意識の高さを表しているようで誇らしく思えます。1年間お疲れ様でした。

さて、来年度は再びグランプリを目指すというメンバー6人!!
来年度から、後輩も活動に参加してきますので、手本となれるように頑張ってもらいたいです。今年の経験が、様々なところで活かされて、さらにステップアップすること願います。

三農牛は美味しいの!?

2月13日、十和田市のスーパーヤマヨ様で和牛甲子園に出品した2頭の黒毛和種のお肉が販売されました。本校で育てた牛を、職員ですら食べたことがなく、どんな味がするのか興味津々です。地元の一般の方々にも、三農産の黒毛和種を提供できたことがなかったので、競り落としていただいたスターゼン株式会社様、販売元のスーパーヤマヨ様にはこの場をお借りして感謝申し上げます。

広告を打っていませんが、販売初日の11時にはお客さんで大変賑わっていました。
アンケート調査に参加していたCOW飼う’Sのメンバーに対して、「40年前に園芸科を卒業したけど三農の牛は食べたことがないので、今夜はごちそうになる」、「娘が三農卒だから食べさせたい」、「孫が三農に通っているので応援します」と笑顔でお肉を買っていってもらいました。

こちらはサーロインの切りです。食べた個人的な感想ですが、脂肪が甘くて美味しく、口溶けが良いためあっさりしており、いっぱい食べたくなります。

こちらは肩ロースのステーキです。さすがはBMS.10番をつけた牛ですので、サシがすごいです。こちらも個人的な感想ですが、ステーキを食べていると後半冷めてきて、脂っこく感じてしまいますが、融点約13℃のオレイン酸が豊富な脂肪だと、口の中でも溶けていくので、冷めても美味しいお肉でした。
3月上旬まで販売予定ですが、予想以上に売れているそうです。この機会に、ぜひ食べていただけると幸いです。また、COW飼う’Sのアンケート調査にもご協力ください。よろしくお願いいたします。

オレイン酸No.1牛!!

1月19日、20日、品川グランドホールをメイン会場に開催された第6回和牛甲子園、総合評価の部は岐阜県立大垣養老高等学校が最優秀賞を受賞して幕を閉じました。開催期間中の写真をアップするためには、許可が必要なようで、もうしばらくお待ちください。
そして、23日に肉質の結果が届き、本校の成績を見てみると・・・みむ号が全56頭中1位の脂肪中オレイン酸割合60.7%を記録しました。脂肪交雑も9番と好成績です。また、より号も脂肪中オレイン酸割合59.3%と全体の4位です。脂肪交雑も10番と2桁を記録しました。昨年10月に開催された全国和牛能力共進会で、脂肪の質評価群が追加されたことをうけて、脂肪の質も評価される時代がきました。他県のブランド牛肉には、脂肪中オレイン酸割合55%以上を基準にしている県もあり、56頭中21頭が55%を超えていることから、各学校が試行錯誤を凝らして研究してきています。そんな中での上位2頭ですから、研究の成果が現れている証拠です。
今年は、7頭出荷し、A5評価が4頭、A4評価が3頭と好成績の1年になりました。来年もヒマワリパワーで好成績を出せるように、動物科学科一丸となって頑張っていきます。

和牛甲子園に出発!!

1月17日、和牛甲子園に出品する2頭の出荷の日です。3年生が出荷を見送りました。

こちらはより号です。一代祖が「東の横綱」と賞された青森県の種雄牛「第1花国」です。

こちらはみむ号です。一代祖が「安茂勝」です。事前評価ではみむ号が高かったですが、さてどうなるのか期待したいと思います。この2頭は2年生の研究対象にもなっているので、高オレイン酸ヒマワリ種子を食べています。脂肪中オレイン酸割合がどうなっているのかも、見所です。

最後に、女子高生に見送られた2頭、無事に到着することを祈ります。

いざ本番!!結果は!?

1月8日、いよいよ高校生ビジネスプラングランプリの本番です。色々悩み、苦しみ、努力した1ヵ月間であったとことでしょう。その集大成となる本番がいよいよやってきます。COW飼う’Sは8番目なので後半の発表になります。

いよいよ発表がスタート!!練習以上の発表ができており、とても素晴らしい発表でした。高校生ビジネスプラングランプリのホームページに発表動画がアップされていますので、このページを見た方はぜひご覧になってください。

結果は・・・準グランプリ!!正直悔しいですね・・・ただ、生徒はこの1ヵ月間努力してやりきったことから、とても晴れ晴れとしたいい顔をしています。生徒が努力して受賞した結果ですので、今日だけは喜びましょう!!明日から次に向けて、また頑張りましょう(笑)

受賞後はNHK青森放送局や高校生新聞より取材を受けました。いつの間にか、取材対応にも慣れてしまっているCOW飼う’Sです。

最後に、特別講演をしていただいた株式会社タイミーの代表取締役小川様がCOW飼う’Sのメンバーに
「素晴らしい発表でした。この研究を継続するのか、きっぱりやめて新しいことに取り組んでいくのか、そこは皆さん次第ですが、まだ2年生なのでこの先が楽しみですね。応援しています。」
と声をかけていただきました。

さて、COW飼う’Sの今年度のコンテスト参戦はこれが最後です。たくさんのコンテストに応募してきました。本戦に行けなかったコンテストもあり、まだまだ、荒削りですが、着実に成果を出しているのは確かです。来年度以降も精力的に活動して、また様々なコンテストに参戦していこうと思います。
新三農を築いていくのは、やはり元祖三農獣医科の流れを組む動物科学科でありたいです。